恐怖3

【テープレコーダー】


男が書斎で、銃で撃たれて死んでいるのが見つかった。
男は机に突っ伏しており、手には銃が握られていた。
机の上にはテープレコーダーが置いてあった。
刑事が再生ボタンを押すと、
「私はもう生きていけない、私には生きる理由が何もない」
というメッセージが聞こえ、続いて銃声が鳴り響くのが聞こえてきた。

刑事はこれを聞いて、自殺だと上官に報告した。

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これはどういうこと?
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銃声聞こえたとこまで録音されてたなら、そのあと誰が録音止めたんだ?ってこと。
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つまり・・・他殺か

【交通事故】

俺とA君B君C君の4人は、いつも一緒。
あの日も俺の車に乗って、皆で出かけたんだ。

A「もう動いても平気なのか?」
B「うん、ただの捻挫だから、外出して良いって。」
俺「車はグチャグチャの全損だったけどなwww」
C「後で聞いたんだけど、猫だったらしい。」
B「で、即死だったって・・・。」
俺「ぬこ好きの俺としたら、車よりもそっちのほうが悲しいよ。」
A「そっか・・・今度お供え物を持って、もう一度あそこへ行かないか?」
俺「いや、でも車はもうオシャカだし・・・電車で行くのか?」
C「そうだな、もう車は懲りたし、今度はバイクで行くか。」
俺「いや、お前らと違って俺バイク持ってねーしww」
B「そういえば皆の中で、俺君だけバイク持て無かったね。」
A「ああ、それでいつも俺君に車出してもらってたんだったな。」
C「それが、こんなことになるなんて・・・。」
俺「おいおい、そんな暗くなるなよ、ちょうど買換えたかった所だしさw」
B「そうだよ、僕がバイクで2ケツすれば・・・。」
俺「それイイな!たまにはそういうのも悪くない。それで行こう!」
C「そろそろ行くか、始まりそうだ。」
B「僕、初めてなんだけど、ちゃんと出来るかな。」
A「他の人の真似をすればいい。」
俺「ちょw初めてって!やっぱりAの後ろに乗せてくれwww」

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124:名無し
>>119
何が始まるんです?
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129:名無し
>>124
友達が死んだ・・・とか?
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132:名無し
>>129
ああ友達の葬式か
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134:名無し
>>129
死んでるの俺じゃね?
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138:名無し
たぶん、俺の葬式
会話から俺のセリフをなくしても成立する

【エレベーター】

数年前の話。

とあるマンションのエレベーターが何故か動かなくなって、
管理側もそれに気付かず中にいる男と少女が閉じ込められるっていう事件があった。

閉じ込められた状態で5日間過ごしたんだけど、
ついには耐えきれなくなって無理やりドアから脱出しようとしたんだって。
当然少女もたすけなきゃならないから少女をおぶって出ようとしたらしいんだけど、
途中で少女が落ちそうになって、男が少女の腕を掴もうとしてそのまま落ちました。

で、エレベーターが復旧して、中にしばらく生活していたような跡があったから警察が調べてみたら
エレベーターの一番下ってか底で男が重体の姿で発見され、保護されたんだけど、
その横には白骨化した少女の遺体があったんだって

男は生きてたのに、少女だけ白骨化してたんだってさ。男が少女を食べたりしたわけじゃなくて。


閉じ込められた時の監視カメラの映像には男しか映ってなかったらしいけど

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123:名無し
少女は幽霊

【呪いの真書】

呪い真書を手に入れた。
冒頭にこう書いてある。
『これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就するが、手順を間違えるとその呪いは自分に返ってきます。
 あなたはそれでも実行しますか?』
勿論だ。
俺には許せない奴がいる。
だからこそ、この呪い真書を手に入れたのだ。

俺は呪いの手順を始めた。

『1.まずはじめに目を閉じて呪いたい相手の顔を思い浮かべます』

忘れたくても忘れられるものか、と俺は奴の顔を思い浮かべた。
よし、次だ、どれどれ・・・

『2.どんな呪いをかけたいのか思い浮かべます』

考え付く全ての苦痛を与え続けてやる。
よし、次だ。

『3.最後に目を開けます』


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82:名無し
>>81
ざまああああ
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84:名無し
鳥肌たった
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85:名無し
よくわからん・・目開けちゃ駄目って事?
~~~~~
87:名無し
最後に目を開けなければいけないのに
手順を確認する為に目を開けている
つまり手順2をする前に目を開けてるから失敗して自滅
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90:名無し
ワロタwww

【隠された部屋】

友人が引っ越しをした。
引っ越し先は築10年の一戸建てで、そこそこの広さもある良い家だった。
だが、家賃が異常なまでに安い。周囲の物件の半分程度しかないのだ。

俺たちは「そんなに安いのっておかしい。」「絶対いわく付きだぜ。」
「夜幽霊に気をつけろ。」等と友人をちゃかしていた。
やがてそいつは「そんな事は絶対に無い。来てみればどんなに良い家かわかる。」と言い始めた。
そこで、数人でそいつの家に遊びに行くことになった。

その家に入ると、やはりどこかイヤな気配がした。
そいつはしきりに「どうだ、なにもないだろ。おまえらは僻んでいるだけなんだ。」等と言っていた。
一階を回った後、階段を上り二階を見て回った。
そこで、昔不動産関係の仕事をしていた家のことに詳しい男が首を傾げた。

どうかしたか?と聞くと「一階と二階の広さが違う。二階にはもう一部屋あるはずだ。」と言う。
言われてみると、確かにおかしかった。

二階の廊下の先に、もう一部屋あるはずだった。
問題の廊下にみんなで行って、突き当たりの壁をよく見てみると、
壁紙が周りのものより新しい事に気がついた。

そこで、壁紙を引き剥がしてみると、男の予想通りに扉があった。
なにがあるのかとどきどきしながら戸を開けようとしたが、鍵がかかっていて開かない。
俺たちは友人の許可を得て扉を破ることにした。
数度の体当たりの後、扉は開かれた。

隠された部屋の中には、壁と床に、青いクレヨンで文字が書かれていた。
見渡す限りに「おとうさんだして おとうさんだして おとうさんだして おとうさんだして・・・」と・・・。

【おばあちゃん】

昔 オレは京都の大学に通ってて
学校が山の中にあった(一応 道は舗装されてて店とかもある)

んで学校近くの友達の下宿に泊まったとき
酒を買いにコンビニまで歩いて行ったんだよ
そうすると孫を連れたおばあちゃんが夜中なのに
山を上がってくるのが見えた

近所の店の人かなあ とか思いつつ
なんとなく距離をとって
オレ達もコンビニ目指して上っていった

すると孫が話しかけてきて
えらく 人懐っこい子だなあと思いながら
適当に会話してたんだわ

すると後方にいたばあさんがいきなり叫んだ
「タケちゃん!!こっちやで!!」

ばあさんが曲がろうとしてた道はガチの山道で
その先には人家なんかない
んでオレたちは おかしいなあと思いながら
「タケちゃん おばあちゃん呼んでるよ」と聞いてみた

するとタケちゃんは
「ええねん 知らんおばあちゃんやから 僕はタケちゃんと違うし」

オレ達は最初タケちゃんがふざけてるのかと思ってたけど
ばあさんが「もう知らん! あんたみたいな子は死んでまえ!」
と 言って一人で山道に消えていったのを見て
おかしいなあと思いタケちゃんにたずねたら

その子は全然違う名前で 近くの街のスイミングスクールの帰りに
知らないばあさんに声をかけられ 人懐っこいからついて来たそうだ

オレ達はとりあえず警察に子供を届けて
いろいろ事情を説明させられてから帰ったけど
あのとき会わなかったらあの子どうなってたのかなと思う

【池上のおっさん】

小1の時、昼休みに校庭の隅でぼーっとフェンスの向こうの道路を見てた。
そしたらいつのまにか、すぐ近くに背広姿のおっさんが立っててなんとなく「こんにちは」って挨拶した。

なんか青白くて薄い顔したおっさんはじっとこっちを見下ろしてんだけど無言で、
なのに目はすごい勢いできょろきょろ動いてて怖くなった。
でも間にあるフェンスは5mくらいの高さだから、簡単にはこっちに来れない。
変質者かなって思ったけど逃げたら負けとかつまらん意地張って、こっちも黙って見返してた。
それでももう昼休みも終わるし、その間ずっとこんな
気持ち悪いおっさんを見て過ごすのも嫌だなってすぐ後悔した。

すると動かなかったおっさんがさっとその場に膝をついて、
細い腕をフェンスの網目に突っ込んで俺に向かって手を伸ばしてきた。
おっさんはよく見たら手ぶらで鞄も何も持ってなかったんだけど、その動きは異様に早くて音も静かだった。

俺はフェンスから2mくらいは離れてたはずなんだけど、
おっさんの妙に長くて冷たい指は逃げる暇もなく俺の右腕に絡んでいた。
ちょっと目を見開いたおっさんは、驚いて固まってる俺の右腕をやけにゆっくり撫でながら、棒読みでこう言った。

「良い手ですね」
正直、漏らすかと思った。

「良い手ですね、ねえ」
「……あり、がとう、ございます」
「本当に良い手です」

半泣きで喋る俺におっさんは良い手ですとぶつぶつ繰り返して、何度も肩から手首まで撫でた。
きょろきょろしていた目が黒目を小刻みに震わせつつも、じっと俺の右腕を見ているのが怖かった。
だいたい腕が長すぎるし、フェンスの網目は腕を通せるほど大きくない。

もうこれは変質者とかじゃない、もっとなんかヤバいものだと思って俺は逃げ出した。
撫でるだけだった手は捕まえようとするでもなく、その場に落ちた。
骨がないみたいな重い肉が、一歩引いた俺の横腹や足を伝ってドサッと地面を打った。
おっさんがどんな顔をしてたかわからない。

振り返ったら捕まりそうな気がして、必死で校舎に駆けこんで職員室でさっきあった事を担任に話した。
すぐに何人かの教師が外を見回ってくれたけど、背広のおっさんの姿は何処にもなかった。
しばらくはビビってたけど、会うことはなかったから忘れていた。

思い出したのは、このまえ友人に昔こういう怖い事があったと話した時に、奴がこんな事を言ったからだ。
「ああ、俺もあるよ。変なおっさんに『良い目ですね』って、目ん玉舐められたことある」
「…逃げた、よな?」
「びっくりしてなっがい舌掴んで引き摺り倒したら、いなくなった」
友人が語るおっさんの風体は、俺が会った人物ととてもよく似通っていた。

彼は元々うっすらと幽霊っぽいものが見えるタイプで、
鮮明に見えていたおっさんはただの変態だと思って殴ろうとしたそうだ。
でも一瞬で消えてしまったので、そこで初めて人間じゃなかったと気づいたという。

友人の目はある意味では良いものかもしれんが、
左利きの俺の右腕がどうしてあんなに気に入られたのか解からない。
知りたくもない。

【ストーカー】


件名:Re:Re2:Re2:Re2:Re2:Re2:
本文:やめて、こないで
> 何それいきなり、ひどいなぁ。どうしたの?何か変だよ

件名:Re:Re2:Re2:Re2:Re2:
本文:あなた誰なの
> 俺だよ、何言ってるの?

件名:Re:Re2:Re2:Re2:
本文:今チャイム鳴らし続けてるの、あなたじゃないよね
> 落ち着いて、俺が今すぐに行くから待ってて

件名:Re:Re2:Re2:
本文: 本当に怖いんだけど 警察呼ぶ
> 俺が助けてあげるから

件名:Re:Re2:
本文: 誰なの?悪ふざけはやめて
> わかった、あいつに悪い事されてるんだな?

件名:Re:
本文: 誰?
> お前が今日一緒に歩いてた男、あいつ誰なんだ?お前の恋人は俺だろ?

(逆読み)

【忙しい】

昨日は山へ足を運んだ。
今日は海へ足を運んだ。
明日はどこへ行こう。
私は頭を抱えた。
「手を焼いてるんですか?」
と聞かれたので
「どうも」
と答えた。

(バラバラ殺人)

【嘘発見ロボット】

ある時、父さんが家にロボットを連れてきた。そのロボットは特別で、ウソをついた人の顔をひっぱたくって言う物騒な代物らしい。そんなある日…。僕は学校から帰宅するのがかなり遅くなってしまった。すると父がこう尋ねてきた。
「どうしてこんなに遅くなったんだ?」
僕は答えた。
「今日は学校で補習授業があったんだよ」

すると驚いたことに、ロボットが急に飛び上がり、僕の顔をひっぱたいた。父は言った。「いいか、このロボットはウソを感知して、ウソついた者の顔をひっぱたくのさ。さあ、正直に言いなさい」
そして父がもう一度聞いてきた。「どうして遅くなったんだ?」
僕は本当のことを言うことにした。「映画を見に行ってたんだ」
父はさらに聞いてきた。「なんの映画なんだ?」
「十戒だよ」これに反応して、ロボットがまた僕の顔をひっぱたいた。「ごめんなさい…父さん。実を言うと『Sexクイーン』ってのを見てたんだ」
「何て低俗な映画を見てるんだ、恥を知れ!いいか、父さんがお前くらいの頃は、そんな映画を見たり態度が悪かったことなんて無かったんだぞ」
するとロボットはきつい一発を父に食らわせた。それを聞いていた母が、キッチンから顔を覗かせるとこう言った。
「さすが親子ね、あなたの子だけあるわ」母も顔をひっぱたかれた。

【アンパンマンの顔】

あむぱんまんの交換された「古い顔」な。
あれには実は意識がそのまま残ってるんだよ。
腐りきって無くなるまで言葉を発する事も出来ずに。
そのことにあむぱんまん自身もJamおじさんも気付いていないんだ。

【砂嵐】

深夜、テレビの放送が終わると砂嵐と呼ばれるザーッという放送になる。
これは実話なんだが、あるとき地方テレビ局の中の人が夜勤のとき、
砂嵐の時間帯に、暇だからということで見て楽しもうと思ったアダルトビデオをうっかり公共の電波に流してしまったことがあった。
もちろんすぐに数十件の抗議電話が殺到した。

24:名無し
↑つまりどういうこと?

26:名無し
深夜の砂嵐を見ていた奴がいたということ

【日本人形】

真夜中、暇だったから廃墟に肝試しに行ったんだよ。
ボロボロになった部屋の中で、心霊写真でも撮れないかなーと思って、続けて三枚くらい写真を撮った。

その後、現像した写真を見てゾッとしたね。
三枚の写真の中に、一枚だけ変なものが映り込んでたんだよ。
部屋正面の窓枠のところに、不気味な日本人形が座っていてこっちを見て笑ってるの。

ビックリして、翌日今度は明るい時にもう一度その廃墟に行ってみた。
そしたら、別に何てことはなかったぜ。あの人形は幽霊でも何でもなくて。

本当に日本人形が窓枠に置いてあっただけだったwww
一瞬心霊写真かと思ってビビったじゃねーかwww

(なんで他の二枚には写ってなかったの?)

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